会長挨拶

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乗り越えた試練を創造的に課題を解決するための糧に

新潟県小中学校教頭会 会長 泉 実
(上越市立東本町小学校)

 令和2年5月の県小中学校教頭会理事会において選出され、代議員会の書面決議にて承認をいただき、会長を務めさせていただくことになりました。会員の皆様の御支援・御協力をいただき、関係諸団体との連携を図りながら、教頭会の研修主題である「未来を生きる力を育む 魅力ある学校づくり」を推進していきたいと考えております。

 さて、令和2年2月27日、政府からの臨時休業の要請を受け、新型コロナウイルス感染症への対応が本格的に始まりました。会員の皆様におかれましては、校長先生の御指導のもと、全教職員と力を合わせ、その対応の要となって職務に励まれていたことと存じます。

 この対応には、膨大な時間と労力を費やしました。しかし、見方を変えると、学校における教育活動の見直しを、大胆に行う機会にもなりました。簡略化できる活動や取りやめる活動、実施する必要性を改めて感じた活動等が、明らかになったのではないでしょうか。さらに、教師の働き方を新しい視点から見直す機会にもなりました。新型コロナウイルス感染症対策を、単なる負担として悲観的に受け止めるのではなく、教育活動の在り方、教師の働き方を見直す機会として捉え、意欲的に改革に取り組むことが求められます。

 また、新型コロナウイルス感染症対策は、今後も継続し続けますが、さらなる予測不能な事態が発生することも覚悟しておかなければなりません。今まで当たり前に行われてきたことができない状況の中でも、学校には児童生徒の学力保障や心身の健康など、様々な成果が求められてきます。今までは、実施する活動やその方法について、あらかじめ一定の条件が整った中で成果を出す方策を検討していました。しかし、これからは、過去の一定の条件が前提ではなくなり、正解がわからない中で成果を出していくことになります。このような予測不能な状況において成果を出し続けるためには、教師自身が現在の状況を正しく理解し、あらゆる事態を想定したうえで、課題を発見し創造的に解決していく力が必要になります。新型コロナウイルス感染症により、その重要性がさらに明らかになり、例年どおりというマニュアルは通用しなくなりました。これは、未来を担う児童生徒に必要とされている、変化の激しい社会を生き抜く力に通ずるものであり、児童生徒のみならず、私たち大人もその力を高める必要があることを再認識しました。

 今年度、新潟県小中学校教頭会ブロック別研究大会の実施を苦渋の決断で中止といたしました。発表者の方々をはじめ、準備を進めていただいた役員の方々、関係団体の皆様には、多大なる御迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今年度は、一堂に会することはできませんが、各校にて、目の前の児童生徒のために全力を尽くすとともに、試練を乗り越えるだけではなく、創造的に課題を解決することに努めていただきます。そして、「未来を生きる力を育む 魅力ある学校づくり」の実現に全会員で取り組んでいきましょう。

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